今回は、いま世界で最も注目されている日本のヒューマンビートボクサー『SHOW - GO』さんを紹介します。
この記事を読んで、少しでもビートボックスに、そしてSHOW-GOさんに興味を持ってもらえると嬉しいです。
この記事の目次
WHO IS SHOW-GO?
プロフィール
・学歴 :Human Beatboxに関係ないので記載せず
・略歴 :Japan Beatbox Championship 2016 ベスト4
Asia Beatbox Championship 2017 3位
Grand Boost Championship Vol.1 2017 優勝
Culture Warz 2017 準優勝
Grand Boost Battle 2018 ベスト8
Grand Boost Battle 2019 ベスト16
Grand Boost Battle 2021 solo Wildcard 6位通過(辞退)※1
GBB2021 出場辞退の報告 pic.twitter.com/Y9NEm1atxV
— SHOW - GO (@SHOWGO_beatbox) September 9, 2021
ヒューマンビートボックスとの出会い
──ビートボックスに出会ったきっかけは?
SHOW-GO 王道すぎるきっかけなんですが、中学3年の時に家でYouTubeを観ていたらHIKAKINさんが出てきて。ビートボックスをやってるところを見て、「これクラスでやったらモテるんじゃない?」くらいの気持ちで始めました。(笑) それまで、全く音楽に興味のない人間だったので、最初は一発芸感覚でした。
──最初から独学でやってこられたんですか?
SHOW-GO はい。YouTubeに講座動画があって。例えばバスドラム、キックドラムのやり方みたいな。そういうのを画面の前でひたすらやっていましたね。
──そこから本格的にのめり込んで行ったきっかけはありましたか?
SHOW-GO 中学生のとき、自分で言うのもなんですが優等生だったんですよ。(笑)それで、北海道の中では頭のいい高校に入れて。でも周りのレベルが高くて、中学まで1番勉強できたのに、高校では下から数えた方が早かったです。その時に勉強とか嫌になっちゃって、ビートボックスを今まで以上にやるようになりました。それで高校一年のとき、札幌で年に一回くらいで開催されていたビートボックスのバトルに初めて出てみたんです。知り合いもいなかったので、かなりビビってました。
でもそれが本当に楽しくて。見るのもやるのもすごい楽しくて、そこからのめり込んでいきました。
影響を受けたビートボクサー
SHOW-GOさんが影響を受けたビートボクサーは”Alexnho(アレクシニョ)”というフランスのビートボクサー。
Alexnhoは1994年生まれなのでSHOW-GOさんの5歳上になります。
彼は2009年にインターネットでビートボックスの存在を知り、一人で練習をはじめました。その後、2015年のBeatbox Battle World ChampionshipsでALEMに敗れましたが、準優勝という成績を残します。
SHOW-GOさんは彼のビートボックスのスタイルが大好きで彼のルーティーンを真似しようとしていたと語っています。
ダブルボイスとクワトロボイス
SHOW-GOさんと言えば「ダブルボイス」が有名ですが、2017年のAsia Beatbox Championshipで「クワトロボイス」と呼ばれる1人で4人分の声を表現する技術を披露し、他のビートボクサーらに大きな衝撃を与えました。
(後日、クワトロボイスについて「時間が余っていたのでその場の思いつきでやってみた」と語っています。)
ちなみに、SHOW-GOさんのクワトロボイスの元ネタとなったのはこちらの動画です。
京都愛と特徴的なファッション
高校2年の修学旅行で行った京都で、京都と対話し、意気投合し、LOVEになったそうです。
それからは数ヶ月に一度のペースで京都に足を運ぶほどハマっていたそうですが、今では京都に住んで活動されています。
【ご報告】
SHOW-GO、京都へ移住しました。
⛩🍡🍣👘🏯https://t.co/AI2MtwOs0P pic.twitter.com/8Mz7VABJ7W— SHOW - GO (@SHOWGO_beatbox) September 15, 2021
母上に、京都というものの素晴らしさを叩き込んでやりました。👘 pic.twitter.com/XHNehjJ3a4
— SHOW - GO (@SHOWGO_beatbox) November 28, 2021
【 2020年ありがとう🌸🎍】
世の中はとても混乱していたけど、自分にとっては今までで1番充実した1年だったかもしれない。
京都に住むというやんわりと夢が、確かな形のある夢に変わったとても意義のある年でした。
新しい出会いと経験に感謝!🏵 pic.twitter.com/6QG4A51W3Q
— SHOW - GO (@SHOWGO_beatbox) December 31, 2020
SHOW-GOさんの作品
SHOW-GOさんはヒューマンビートボックスだけでなく、音楽や映像、CDジャケットのデザインまで自身で担当されています。
ビートボックスのスキルが高いビートボクサーは国内外問わずたくさんいますが、ビートボックスをひとつの楽器として捉え作品に落とし込んだSHOW-GOさんのMusic Videoは他のビートボクサーとは一線を画しています。
ここでも日本を意識した映像作りが光っており、海外から見たCool Japanを発信し続けています。
Official Music Video
※どの楽曲も素晴らしいですが私の激推しは『PULSE』です。メロウな浮遊感が素晴らしい。
Beatbox Video
トヨタYARISのCMへ楽曲提供
誰が聴いてもすぐにSHOW-GOさんとわかるビートボックス。SHOW-GOさんを起用されたトヨタには感謝です。
※次はYARISに乗り換える予定です(見積もりまでもらいました)
SHOW-GOさんが使用している機材
海外のリアクション
SHOW-GOさんはヒューマンビートボックスを『ひとつの楽器』として扱うことで音楽性の高い作品を制作されています。
そのため、国内外問わず、特にビートボクサーからの反応がものすごいものがありました。
私もいちファンとして、初期の頃からSHOW-GOさんの活動を観させて頂いてますが、ここ数年の爆発的な人気は以前であれば考えられないほど凄いです。
SHOW-GOさんの素晴らしさを少しでも広めたいという想いで海外のリアクションをまとめた動画をYouTubeにあげたところ、多くの方々より反響を頂きました。
4thGASとは、HIRO(左)、SHOW-GO(中左)、TATSUAKI(中右)、Fuga(右)の4人で結成されたヒューマンビートボックスアーティストグループ。
4人全員が国際大会の日本代表であり、Japan Beatbox Championship 2016 ソロ・タッグチーム部門共に2冠の『TATSUAKI』、スイスで行われたGrand Beatbox Battle Champion 2018で予選1位通過を果たした『SHOW-GO』、台湾で行われたAsia Beatbox Championship 2018でタッグ部門チャンピオンに輝いた『Rofu』のメンバー『HIRO』『Fuga』から構成されています。
個人的にHIROさんのハンドクラップの音がビートボクサーの中で一番好きです。あ、GENE SHINOZAKIさんのも好きです。
まとめ
今回は「和」を世界に発信してくれる JAPANESE BEATBOXER の SHOW-GOさんを紹介させて頂きました。
SHOW-GOさんは「作品を0から世に出すまでの全ての工程が好き」ということで、ビートボックスだけでなく、録音からミックスなどの音楽制作や動画編集、CDジャケットのデザインやSNSなどでのセルフプロモーションまで、ほぼ全てを1人で担当されています。
僕はBEATBOXはもちろん、録音からミックスから撮影から編集まで、基本お独りでやっております。🍶
— SHOW - GO (@SHOWGO_beatbox) February 13, 2022
作品を0から世に出すまでの全ての工程が好きなので全くもって苦ではないのであります。🌊
正直に言うとこれは自慢なのであります。( ̄∀ ̄)エヘン
更に特徴的なファッションや髪型など、自分の世界観をしっかりを作り上げているところが素晴らしいと思います。
最近ではテレビだけでなく、トヨタやInstagramの公式CMにも出演されており、今後のSHOW-GOさんの活躍に注目したいですね。
個人的にはSHOW-GO diary(YouTubeのサブチャンネル)でのゆるい雰囲気の動画も楽しみにしています。
最後に
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関連リンク
YouTube:SHOW-GO
Twitter:SHOWGO_beatbox